Maintenance updates for Nextcloud Hub 6 and 7 are here
Minor Nextcloud updates are released, carrying multiple stability and security improvements. As always, the upgrade process is designed to be safe and quick
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明治大学は、140年以上の歴史を持つ日本の有名私立大学です。3人の法学者によって設立されたこの大学は、国内でも古く、権威ある大学のひとつとされています。明治大学は首都圏に4つのキャンパスを擁し、現在、約33,000人の学生と3,000人弱の教職員が在籍しています。
明治大学では、教職員や学生が利用する仮想基盤サーバー群「教育研究システム(ERS)」の改善を検討していました。 PC900台以上、プリンター40台以上のインベントリを持つ同大学では、需要の増加に対応するため、より汎用性の高いストレージシステムの必要性を認識していました。
要件:
慎重な評価の結果、明治大学はNextcloud Hubがニーズを満たす理想的なソリューションであることがわかり、Nextcloudパートナーである株式会社スタイルズの協力を得て導入を決定しました。スタイルズは、日本に拠点を置くNextcloudのパートナーとして、日本地域のお客様にオープンソースソリューションを提供することに特化しています。同社は、オープンソース技術への深い理解と高い技術力を持つ専門家チームにより、明治大学におけるNextcloud Hubの導入をサポートする体制が整っていました。
Nextcloud Hubが2020年に導入されてから、Nextcloud Hubは明治大学の学生や教職員のファイル共有やコラボレーション体験に大きな改善をもたらしてきました。このプラットフォームは安全で使い勝手が良く、ユーザーのニーズに応える理想的なソリューションとなっています。
例えば、明治大学では、Nextcloud Hubによって、Webブラウザやスマートフォンアプリから学内ストレージの個人フォルダにリモートでアクセスできるようになりました。この機能は非常に好評で、多くのユーザーがスマートフォンにNextcloudアプリをダウンロードしています。この新機能により、学内外のユーザーにとって、ファイル共有がより安全で便利になりました。
Nextcloud Hubの導入により、明治大学の教員は、外部の共同研究者とシームレスにファイルを共有し、大容量ファイルをメールに添付して送信することができるようになりました。これまで、同大学のWindowsファイルサービスは、ファイル共有の高い需要に対応し切れず、使い勝手や機能性、スピードに欠ける点が課題でした。しかし、Nextcloud Hubの導入により、これらの問題が解決され、教員はより効率的で信頼性の高いファイル共有体験を享受できるようになりました。
従来のクラウドストレージサービスは、高価で、ベンダーロックインが発生し、柔軟性に欠けることがありましたが、Nextcloudはそのような問題を解決してくれます。オープンソースのプラットフォームであるNextcloudは、ベンダーロックインのリスク、複雑さ、制限を排除し、ユーザーは幅広い特徴と機能の恩恵を受けることができます。Nextcloudを使えば、カスタマイズの可能性は無限大です。
明治大学は、オンプレミスの運用を維持し、公開されているソースコードにアクセスできるなど、オープンソースのオンラインストレージソリューションを採用する利点をすぐに理解しました。このアプローチにより、同大学はファイル共有とコラボレーションシステムをカスタマイズし、大学固有のニーズに合わせて最適化することができました。
生田メディア支援室・情報メディア部のシステムエンジニアである鈴木彰太氏は、Nextcloudの透明性と柔軟性が特に印象的だったといいます。ソースコードにアクセスすることで、システムを深く理解し、より効果的に作業を進められたそうです。さらに、鈴木氏はNextcloudを利用して自分のスキルや知識を高めることで、明治大学の環境の継続的な改善や発展に貢献できているとも語ります。
明治大学がNextcloudに乗り換えた全貌については、ケーススタディをご覧ください。Nextcloudのケーススタディでは、Nextcloudへの切り替えを行ったお客様の、実際の使用事例を紹介しています。これらのケーススタディをお読みいただくことで、教育を含む複数の業界にわたるさまざまなお客様が実現された多様な要件、導入プロセス、結果などについて知ることができます。